ストレートパーマ!!

アイロン美容師の小話

スタイル傷むと思っていませんか??

質問です。

ウェーブパーマとストレートパーマはどっちが傷むでしょう??

ウェーブパーマ??

それともストレートパーマ??

正解は…

 

 

 

どちらも大差ありません(^_^)

どちらかと言えば、ストレートパーマのほうが傷むと考えている方が多いかもしれませんね。

その要因はおそらく、致命的な傷みが出てしまうことがあるからかと思われます。

傷みの強い毛先部分へのアルカリ剤の塗布の仕方。
過剰なアイロン施術によってのタンパク質硬化。
これらによって、ピーリングを起こしてしまう。
周りがストレートだから余計に目立ってしまいます。

しかし、適切な処理・施術を行ってさえいれば、事後のダメージはウェーブパーマよりも少なくて済むのです。

なぜなら、毛髪の変形によってキューティクルの剥離が起こりにくいのはストレートパーマだからです。

こわがらずにストレートパーマにチャレンジしてみてください(^_^)

 

美容師さんに気をつけて頂きたいこと!!

ストレートパーマというと、ほとんどの方がアイロン処理に重点をおいていると思います。

違いますよ…

ストレートパーマで一番大切なのは1剤の軟化度合い。
これによって全てが決まるといっても過言ではありません。
軟化不十分で、一生懸命アイロンで伸ばしても一度濡らしたら癖は元に戻ります。
それどころか、回数制限のある熱処理の回数を1回無駄にしてしまいます。
(1剤で伸びてなかったからといって、余計にアイロンするなんてもってのほか。なんの意味もない。)

傷ませない方法は、1剤を塗布前にしっかりと前処理+髪の毛の保護を行ってください。
ここを適当にやってしまうと後で痛い目にあいます。
何よりも時間をかけて、しっかり行うのが重要です。

この2つさえしっかり行えていれば、ストレートパーマで失敗することはありません。

ちなみに、アイロン施術はストレートパーマのもちを左右しますので、こちらも熱変性の度合いを見極められるようになると、なお良いです。
薬剤反応していない髪の毛を真っ直ぐにする練習をどんなにしてもあまり意味ないですよ。

しっかりとした知識を身につけて、理にかなった練習を効率的にやっていきましょう!!

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